アジャイル開発プロジェクトでのテスト支援
イテレーション内のフィーチャー検証や、
リリース前のプロダクト品質テストをサポート

少数の開発チームで取り組むアジャイル開発で、品質をどう確保していくのか。
バルテスでは大手ECをはじめ、多くのアジャイル開発で品質向上をサポートしています。
アジャイルなQAと、イテレーション内で吸収しにくいプロダクト全体の品質アップの両面から支援します。
アジャイル開発現場で起こる問題
-
- ・テストがイテレーション内で終わらずに技術的負債が積みあがる
- ・ミニウォーターフォールから抜け出せない
- ・β版や正式リリース前のテスト戦略が立てられない
- ・チームごとの部分最適化が優先され、プロダクト全体の品質改善に目が向かない
バルテスでは2つのアプローチでアジャイル開発で陥りやすい課題を解決します。
イテレーション内でテストが終わらずに技術的負債が蓄積する、プロダクト全体の品質の把握が難しい、といったご相談をいただきます。
当社では国内有数規模のアジャイル開発を行うクライアントへの支援を元に、アジャイル開発における品質向上のアプローチを2つに分類。リリーススピードを落とすことなく、イテレーション内のテストと、プロダクト全体の品質向上を実現します。
@ITにて連載
アジャイル開発における品質管理
スピードと品質を両立する2つのアプローチ
1 プロダクト全体を俯瞰し、全体を考慮したテスト
独自のメソッドで正確かつ、効率的なテスト設計
開発プロジェクトをアジャイルに移行した際に、問題になるのはテストタイプによるスコープです。基本はイテレーション内でのテスト実施・完結を目指しますが、例えば非機能要件のテストなど、ある程度イテレーションで実装した機能をまとめて実施する必要があったり、その方が効率的に進められたりするようなテストが存在します。
これらのテストをまとめて行うには、自社QAチームに負荷が大きくかかってしまいます。
このプロダクト全体を考慮したテスト戦略を立案の上、アウトソースすることで、開発イテレーションに負担をかけずにリリース前の検証を実施することができます。
・品質特性を踏まえた検証
- > イテレーション結合
- > 非機能テスト
・プロダクト全体を踏まえた検証
- > リスクベースドテスト
- > セッションベースドテスト
2 イテレーション内のアジャイルなテスト
開発チーム内でのQAを支援
イテレーション内のQAを進めるため、アジャイル経験の豊富なテストエンジニアを開発チームへ提供します。開発チームとコミュニケーションを取りながらスクラムイベントに参画し、SBLのタスクをテストリソースの観点から提案・仕様のレビューやテスト計画を補助します。
・フィーチャー検証テスト
- > テスト自動化の導入
・フィーチャー妥当性確認テスト
- > 受入テスト駆動開発(ATDD)
- > 探索的テスト
お客様の声
PHONE APPLI 様

「Web電話帳クラウドサービス シェアNo.1」* ツールのアジャイル開発プロセスにバルテスが参画、品質確保に貢献
* 株式会社MM総研「Web 統合電話帳アプリケーションの市場規模調査」(2020年7月調査)
導入事例
事例 1
- プロジェクト概要
- ユーザ向け不動産サイト
- 企業・業種
- 不動産会社
- ご支援概要
- アジャイル開発におけるスクラムでの品質保証及びリリース判定プロセス構築
-
アジャイル開発でのイテレーション内にテスト完了が困難、ベロシティが安定しない。
- イテレーション内へ参画。完了の定義を作りこみ、イテレーション単位で動くものを仕上げることができるようになった。

プロダクト品質保証について、具体的なプロセスをイメージできるようになった。
事例 2
- テスト対象
- アジャイル開発プロジェクト
- 企業・業種
- 旅行予約サイト
- 支援内容
- イテレーション内のテスト/システム全体に対する回帰テスト・システムテスト
短期リリースの為のイテレーション内の品質確保
オンサイト&ラボを併用したプロダクト品質向上のためのテスト
-
・テストの規模が大きく変動するためテスターを固定で抱えることが難しい
・短期リリースは維持しつつも、サービス全体の品質底上げが課題で、デグレードが相次いでいた。 - アジャイル開発でのテスト業務を全てバルテスで対応
・オンサイトメンバーがQAとして常駐し、開発内の品質プロセス向上と、開発
スケジュールに合わせたテストを管理
・年2回のシステム全体のシステムテスト(負荷テスト・性能テスト含む)をバルテスで実施。リリース単位ではなくプロダクト品質全体から試験。
・イテレーション内のテストで人員確保が必要な際に柔軟にアサイン・進捗管理が可能

イテレーション内テスト・定期的なシステム全体テストを併用しスピーディなリリースとプロダクト全体の品質向上を両立
事例 3
- テスト対象
- アジャイル開発プロジェクト
- 企業・業種
- オンライン商談ツール
- 支援内容
- テスト専任チームを設置し、プロダクト独自の標準テストライブラリ作成でテストを効率化
-
・開発チームがテストも行っていることで、開発ペースが上がらない
・人によってテストの内容・レベル感が異なりリリース後の不具合が発生していた
・仕様書を後回しにし続けた結果、誰も仕様を把握していない状況になってしまった - お客様サイトにテストチームとして常駐し、アジャイルプロジェクトを継続支援
・管理機能/設定/UI/UX/画面/チャットなどのテスト観点を整備し、品質を標準化
・機能仕様書+テスト観点・テストケースを一つのドキュメントとしてセットで管理

ドキュメント整備・テストの分業を行い、開発に専念できるように
バルテスグループのサービス提供マップ
